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ふれたい.
 付き合うことイコール、セックスとか、エッチなことをすることだと考えている俺はどうしようもなく子供で。
 告白をしたら「瑞樹くん、私のことそんな不純な目で見ていたんだ!」なんて言われて、今までの関係が終わってしまうなんて思っている俺はやっぱり子供なんだろう。
 でも俺は思う。男と女なんて所詮はそんな関係でしかないんだ。つまりはやるか、やらないか。やらない恋には愛はなくて。それは友情。ただの女友達となってしまう。
俺は彼女と友情を分かち合いたいんじゃない。欲しいのは、愛情。
 と言っても俺は、そんなことを考えながら彼女に想いを伝えることを出来ずに、友達でも、恋人でもない関係をふわふわと続けている。その関係は俺にすごく幸せな時間を与えてくれるのだ。だからその関係を壊すことが怖いことを理由に、俺は彼女を好きな気持ちを押し殺し、矛盾した毎日を送っている。
 彼女に触れたい。でも触れない。
 俺は知っているから。
 触れない恋は、フラれないことを。
 そう。だから、関係ないんだ。崎乃沙姫があこがれの先輩に告白することなんて、俺には関係のない話。


 
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【2012/09/17 22:38】 | 短編小説 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
つめきり! 
 久しぶりに,短編サイズの小説になりました.
 男しか出てこない,恋の終わりと,そレを乗り越える一歩をふみ出すお話.読み終えていただくと,きっとわかりますが.そんな内容を謳ってるくせに,男子寮で,ただ煙草吸って,餃子作って,爪を切るだけのお話です. 
 ねこ先輩と,あなるさんは僕の先輩をモデルに作りました.というか,これ自体が僕の思い出のこもったお話です.こういう,お話をもっと書きたい.
 男子がただ,連れションをするだけのような,ただ記念撮影を取るだけのような,一瞬を切り取っただけのお話.でも,見る人が見ると,懐かしい気持ちや,共感してもらえるような話.
 ゆっくり,時間がある時に,何かをし”ながら”読むような,そんな気持ちで楽しむものとなってます.














「乳首のまわりの毛,のびましたね」
 両の手をクロスして,着ていた白い犬のキャラクターが描かれたTシャツを脱いだねこ先輩の上半身を見ると,ふとその部分に目が行った.僕はすでに全裸になっていて,もってきた風呂桶を抱えて先輩が服を脱ぐのを待っている.脱衣所の床にはすのこが引いてあるのだけども,それは前の利用者たちの身体から滴る水滴によって,必要以上に湿っていて,足元が少し気持ち悪かった.でも,その気持ち悪い脱衣所も寮での生活を4年続けていると日常茶飯事の一部となり,気にするに足らない些細なものとなっている.それを諦めと呼ぶのか,慣れと言うべきなのか.
「最近手入れしてないからなー」
 先輩は服を脱ぎ終えると,半透明の黄色い風呂桶を左手で抱える.自分の乳首の周辺を見て,数本生えた,長い毛をその右手で撫でた.
「抜かないんですか? きもいですよ」
 僕は真面目ぶった表情を作り,先輩の乳首周辺に手を伸ばす.先輩が自分で手入れが出来ないなら,僕がしてあげましょう.
「おい,ちょいちょい」
 ねこ先輩は,僕の行動にすぐさま反応して,伸ばした手を叩いてくる.「やめんかい」そう言って,ただでさえ細く切れ長の目を,いっそう細くして笑った.
「うそですって」 
 先輩は笑うと,目じりにしわが出来る.そのしわが,僕は好きだった.優しそうに,愛おしく笑うその笑顔が好きだった.でも,最近の先輩の笑顔には,以前にあったすべてを許してくれそうな,柔らかい優しさが感じられない.細い目をいっそう細くして,笑う.でも,その笑顔の裏には,穴のあいた靴下のような切なさを孕んでいる.その切なさは,少しずつ,先輩のらしさを確実に奪っていた.
「えっへっへ」
 僕は軽くへらへらと笑いながら,大浴場の扉を開く.僕とねこ先輩が暮らすこの男子寮「佐藤寮」では,風呂は共同で大浴場を使わなければならない.ひとり暮らしでは決して味わえない,毎日に両手両足を伸ばして,湯船に疲れると言う贅沢.その引き換えに僕たちは,毎日見たくもない男どもの全裸を見なければならないのだ.
 隣同士で椅子に座り,シャワーのコックをひねる.出の悪いシャワー.最初の数秒は冷水しか出ないこのシャワーも今となっては日常のひとつだ.
ねこ先輩はあの日を境に洗濯を一週間に一度しかくなった.吸う煙草のタール数が増えた.声が少し小さくなった.学校へ行く回数が増えた.
「それ,頭洗う時不便じゃないんですか?」
 僕は暖かくなったシャワーで頭を濡らしながら,先輩に訪ねる.
「ぜんぜん.大丈夫」
 先輩のシャワーはまだ冷水のままのようで,シャワーヘッドから出てくる水の温度を右手を濡らして,確かめている.
 僕の隣に座る先輩の乳首のまわりの毛は,長い.でも,それ以上に長く,目に入るのはその両の手の爪だった.
 女子でもなく,オカマでもない,ギタリストでも,ネイルアーティストでもない,普通のただの3年留年の男子大学生のねこ先輩の爪はまるで付け爪をしているかのように,女子顔負けに長かった.
 彼女にフラれてから,ねこ先輩が爪を切ることをやめて,二か月が経つ.
爪が長いから,ねこ先輩と呼んでいるわけではない・金子ヒロユキ.かねこ先輩.ねこ先輩.そんなものだ.
今日も,先輩の爪は長い.
 
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【2012/09/10 01:31】 | 短編小説 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
人に開け閉めされる生活.
 就職活動で,たくさん自分をうまく見せる文章や,過大評価した表現をしてきました.それが,就職活動なわけで.僕はもう就職してて,そんなもの関係なく,いまをがんばらなくてはいけないわけですが.僕は,建設系や,旅行,文章,なんやらけっこう最初の方は,いろいろと手を伸ばして活動してまして,ふと,この文章の事を思い出しました.
 もしも,少し人と違う,ひねくれた人間ならば,普通に就職活動の波にもまれるのは面白くないと思います.,それで,変に就職先が決まるよりかは,やりたいことやっていいなー,と,今さらながら僕は思います,

 「窓」 
 という文字をテーマに,自分の考えを書けと言われて,「僕の心の窓が~」とか書いちゃうよりかは,こんな感じに,自由になんでもやってもいいですよね.それが,就職活動で自分を売ることにもなると思ってみたり増しています.
 



 窓。
 そこは牢獄の一室だった。コンクリートで囲まれたそこは、薄暗く、湿り気を帯びていて、夜にはひどく冷える。部屋にあるのは,固いベッドと,トイレ,小さな本棚だけだった.5年の間,そんな牢獄での生活を続けてきた男は、年の割には老けて見えた。ため息をつくことが癖になり、我慢が日に日に得意になっていく。
男は今日も1日の労働を終えて、1人の時間が唯一与えられるそこへと帰ってきた。ため息をつき、硬いスプリングが煩く軋むベッドへと腰掛ける。そして、男は上を見る。
 男の眼に映るのは、天井近くにある小さな窓だった。鉄格子のはめられたその窓からは、今日の夜空に浮かぶ半月が覗ける。
その僅かな隙間から見える、空を見ることが男の日課であった。空を見上げることで、男は明日も頑張れる。外の世界がまだ,綺麗だと,それだけで心が安らいだ.
男にとって、窓は、最後の希望だった。

 窓。
 そこは、2階建て1軒家の部屋のひとつだった。日当たりは普通、これといって特徴の見当たらないその部屋は,思春期を迎える少年に似つかわしい部屋だった。幼少期からそこを自分の部屋として過ごす少年には、ずっと好きな人がいた。
 今日も部活を終えて、汗で汚くなった体のまま部屋に戻ってくる。野球帽を脱いで、ほとんど意味がないにも関わらず鏡でその髪型を確認すると、部屋にひとつある窓を開けて、そこに腰掛ける。そして、少年は正面にある隣の家の窓をノックした。
 少しの間があって、開いた窓の向こうにいたのは人懐っこい笑顔をした少女。「おかえり」と明るく話す少女に、少年は少し不器用に言葉を返す。
 幼少時代から続く2人の、ささやかな時間であった。少女の声を聞き、少年は1日の疲れを癒す。
少年にとって、窓は彼女との繋がりであり、安心できるものだった。

 窓。
 そこは、夜の校舎だった。昼間とは異なり、辺りはしんとしていて、どこか怖ろしい雰囲気をしている。煩いバイクのエンジン音をより大きくして、そこに現れたのは15歳の不良だった。
 今日も行き場のない心のモヤモヤを抱え、どうしようもなくなって家を飛び出して来た。盗んだバイクの乗り心地は悪い。肩に担いでいた金属バットを構え、彼が見据えるのは窓。アクセルをふかして、声を上げる。その声はエンジン音に掻き消された。
 走り出したバイクに乗ったまま、彼は窓のガラスを割っていく。理由なんて彼にも分からない。ただ、こうするしかなかったのだ。
 彼にとって、窓はどうしようもない心のわだかまりをぶつける、最後のはけ口だった。

 
 窓のない、建物はない。

 私は、窓のように生きよう。

 窓のように、最後の頼りになれるように。窓のように、安心できる存在になれるように。窓のように、悩みを打ち明けられるように。
 そして、窓のようにそこに居ることが当たり前のように。
 私は、窓のようにーー

【2012/06/04 22:10】 | 短編小説 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
おくじょう!
 最近,読みたかった小説を読みまして.絶望センチメンタル
絶望センチメンタル (メディアワークス文庫)絶望センチメンタル (メディアワークス文庫)
(2011/12/22)
朽葉屋 周太郎

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 という作品なのです.そして,これを読んで,また昔の作品(未完)を思い出しました.
 自殺,や少年時代の抱えるモラトリアム,やるせなさ,無力感,そして若者らしい浅はかさ.経験値のなさ.
 そういったものをテーマに,僕は作品を書きたいのです.
 僕は青春コンプレックス,中二病,アダルトチルドレン,なんかそんな風なタイプの人間でして,自分の抱えていたあれこれを解決して納得していくためにもそういった作品の完成を目指しています.
 そこで,であったのがこの作品.
 
 >今日こそはアイツに復讐しよう。公園のベンチに座ってそう決意する僕の目の前に、女子高生のお姉さんが落ちてきた。
 ……アスレチックの上から。
 彼女は微笑んで言う。
「しようぜ、復讐」
 見知らぬお姉さんに引きずられ、僕(=小学五年生)の奇妙な旅が始まった。旅なのか……な?

 第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞後、第一作。可愛げのない小学生と、破天荒な女子高生。おかしな二人の奇妙な旅を綴るメランコリック・ロードノベル。 <引用...メディアワークス文庫本背表紙>


 主人公の小学五年生らしさ,そして女子高生のお姉さんの若者としての心.
 時折,コミカルでやるときはやる.シリアスもあって,ラストにはほどよい喪失感.
 短く,纏めすぎ感もありましたが,なかなか満足もありました.
 そして,下に記載する,僕の作品.
 これは,僕の能力ではまとめきれず,放置していたものになるので序だけですが,これの到着地点のヒントはこの作品の中にあるのかもしれないな,と思いました.そして,同時にこの僕の作品はある作品のパクリ作品なのですが,そのある作品は,絶望センチメンタルにも通じる部分があったのですね.もしかしたら,同じような感性で描かれているのかもしれません.










 この世界に未練とか、執着がまったくないわけではなかった.
 でも,それ以上に,虚しさとか切なさと、よくわからない渇きを抱えたまま生きるのはものすごく大変で、面倒なものに感じられた。だから,もういい.どうせ,そんなものだ.
 君が無駄に過ごした今日は、昨日死んだ人が、死ぬほど生きたかった明日でもある。
 そんな,たいそれた昔の人の偉い言葉を思う.それはそうだ.ごもっともだ.でも,そんな彼らと代わってあげたくても無理なわけで,だからといってどこのだれかもわからない人間の事を思いながら,日々を謳歌できるほど自分が出来ているわけでもない.
 ああもういい.どうでもいい.こんなもんだ,そんな程度だ.
 もう,おしまい.
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【2012/04/29 00:42】 | 短編小説 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
でっかい!
 今日も,仕事行ってきました! 今日は自然に触れ合うことは全くなく,ただパソコンと向き合っているだけでした.もっと,いろんなところに行きたいです! 昨日は,昔の友人,大学時の先輩,そして一番長く関わっていた友人,そしてSNSで知り合って意気投合した友人,といろんな人と連絡をとりました.
 今の世の中,離れてしまっても簡単に心はこもっているかどうかは別として,つながりを継続することは可能なわけです! これを良いことに,これからもできるだけ連絡をとりあっていきたですね.数年後どうなっている事やら.


 昨日,自分が6年前に書いた作品を書きなおしてここにアップしたわけです.すると,いろいろと思いだすことがありまして.
 高校時代の,あのノスタルジックな放課後の蛍光灯の感じ,夕暮れのカーテンの感じ,いろいろ.また,モラトリアムにまみれてアスファルトにねっころがってバカみたいなこと考える感じを.
 そんな勢いに任せて,今日もまた,友人のコメントもあってひっぱり出してきました.
 こちらはもう,自分の作風がほとんど確立されていたころ見たいでふぉぼ原本のままになっています.
 ものすごく短くて,まだ何も解決していないし,何も始まっていないような内容です.物語で言うなら,導入にあたる部分.プロローグの部分.でも続きはないので,その辺は読みとってあげてください.

 
 





波の音が風と共に流れる,飛ぶ鳥の鳴き声は穏やかに,すべてを包み込む海の彼方へと吸い込まれていく.透き通る青空と海原,そんな柔らかな空気を突き刺すかのように重低音が響き渡った。だが,それは耳を塞ぎたくなる煩い音とは違い、心地のよいリズムを生み出すエンジン音。
 やがてその小気味よい音に混じって風を勢いよく切り裂く音が辺りを覆う。
「直ったんだな」
 ペンキの禿げた車体に不釣り合いな新品のプロペラが,くるくると回り始めるのを確認すると、脚立の上に立って誇らしげに笑うトトに向かってそう呟いた。
「ああ。二年かかった」
 短く頷くトトの表情には,言葉に表せない感情がべったりと貼付けてあった。トトの視線は直りたてのプロペラ機でもなく,俺でもなく,海の向こう,ここからでは望むことのできない遠く,未来を見つめていた.
「よく、やるよ。あんなボロを」

 2年前、学校の帰り道に突然トトが俺を近くの海岸へと連れ出した。
 トトはいつも些細な事に感情を高ぶらせるヤツだった。遠くから投げた紙屑がごみ箱に見事に入ったとき、ふと目を向けた時計の針がちょうど真っすぐに揃っていたとき、いつもと違う下校道で帰る時,いつもトトは日常の中に眠る面白さとか凄さを捜し求めている人間だった。
だから「すっげぇもん、見つけたんだぜ!」と海岸に打ち上げられた小型のプロペラ機を俺に見せたときはそんなに驚きはしなかった。ああ、遂にこいつは日常を特別なものへと変える、大きな鍵を見つけたのかと感心したくらいだ。
「まぁな。でも、ボロだったから直そうと思ったんだぜ? もし直ったら、こいつで俺の世界を変えてやるって思いながら、な」
 脚立から飛び降りて俺の前に来たトトは、少し照れ臭そうに煤で黒くなった頬を掻いた。
「世界、ねぇ」
 大きすぎて、ただの青年には一人で抱え切ることの出来ないその二文字の言葉を俺は繰り返す。この街さえ出たことのない俺達には世界がいったいどんな形をしていて、どんな色をしていて、誰が作ったかなんてわかるはずなかった。
「明日、最後の飛行確認をしてから、俺は街を出る」
 トトは子供のそれよりも輝く瞳を真っすぐと俺に向けてそう言った。なんとなく、そんな気がしていた。俺が進学を選び、トトが進学しないことを選んだときから。もし,このプロペラ機を見つけていなかったとしても,遅かれ早かれトトは同じようなセリフを吐いただろう.街を出る! と.
「だろうな」
 だから,俺には選ぶ言葉はない.引きとめもしない.
「……なぁ? 知ってるか? 世界って今この瞬間にも姿を変えてるんだぜ」
 トトは俺の目を見て,まるで子供のように大きく笑うと,プロペラ機の操縦席に飛び乗った。エンジン音が静かにフェードアウトしていく。
「俺達が知らない間に世界では、いろんなことが起こってる。人がたくさん死んで、またたくさん生まれてる。勝つ人がいて、泣いてる人もいる。罪をおかす人がいて、悩む人もいる。覚えているひとがいて、忘れていく人もいる」
「……だろうな」
 俺も何度も考えたことがある。世界がどれだけ広いかは知らないが、もしとんでもなく広いならば。例えば今俺が歯を磨いているとき、同じように歯を磨いている人間がいるだろうとか、俺が口ずさんだ懐かしい音楽を、同じように口ずさむ人間がいるはずだとか、俺がいつか通った道で、死ぬ人もいるのだろう……とか。
「だからさ……俺はその世界を見に行こうと思うんだ。普通、なんて言葉の通用しない世界を。いいだろ?」
「ああ」
 何が正解か、わからない世界で今,俺にはトトがすべての正解を連れて来てくれるような気がした。トトが進むからそれらの事柄は,正解へと進んでいくのだと思った.

「アルト?」
 トトが俺の名を呼ぶ。操縦席で立ち上がり右手の握りこぶしを俺に向かって差し出した。
「一緒に、行かないか?」
 予想通りの言葉が、俺の耳に届く。
と,同時にさっきまで勢いよく回っていたプロペラが不穏な音を立てて壊れて、落ちた。
「……ははっ、今なら世界のついでに天国も回れる特別ツアー付きだぜ?」
 トトの笑い声に誘われて俺も笑う。
 なんとかなる。二人で笑いながら俺は確信していた。トトの拳に自分の拳をぶつける。
「天国の方は、日帰りで頼むよ」
 世界がどうなってるかは、今の俺達にはわからない。でも世界の方だって俺達がなんで笑っていられるかわからないだろう。
 トトと二人で世界を回る。もしかしたらそれは,あの日このプロペラ機を見せられたときから決まっていたことなのかもしれない。
 とりあえず、今は壊れたプロペラを直して、ペンキの禿げた車体をピッカピカに磨いてやろう。世界がどれだけ姿を変えようと,恐ろしく大きくとも,今の俺たちを止めることはできない.
【2012/04/16 19:17】 | 短編小説 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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