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ふれたい.
 付き合うことイコール、セックスとか、エッチなことをすることだと考えている俺はどうしようもなく子供で。
 告白をしたら「瑞樹くん、私のことそんな不純な目で見ていたんだ!」なんて言われて、今までの関係が終わってしまうなんて思っている俺はやっぱり子供なんだろう。
 でも俺は思う。男と女なんて所詮はそんな関係でしかないんだ。つまりはやるか、やらないか。やらない恋には愛はなくて。それは友情。ただの女友達となってしまう。
俺は彼女と友情を分かち合いたいんじゃない。欲しいのは、愛情。
 と言っても俺は、そんなことを考えながら彼女に想いを伝えることを出来ずに、友達でも、恋人でもない関係をふわふわと続けている。その関係は俺にすごく幸せな時間を与えてくれるのだ。だからその関係を壊すことが怖いことを理由に、俺は彼女を好きな気持ちを押し殺し、矛盾した毎日を送っている。
 彼女に触れたい。でも触れない。
 俺は知っているから。
 触れない恋は、フラれないことを。
 そう。だから、関係ないんだ。崎乃沙姫があこがれの先輩に告白することなんて、俺には関係のない話。


 
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【2012/09/17 22:38】 | 短編小説 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
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