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あまくて。
寂しい気持ちになった時に、チクチクする部分がある。
僕はそこの名前を知らない。

何度も、何度もそこはちくりと痛み、少しのもやもやと苦みと、成長をのこして消える。
春が来るのだ。
僕はこんな気持ちの時、とてつもない孤独感に襲われる。敗北感と、不安と、もどかしさ、今すぐドラえもんを呼び出して
ここではないどこかへ行きたくなる。走り古した軽四輪車では行くことができない、どこかへ。
2万円くらい出したら、最近は簡単にすごく速い乗り物に乗れるから、もしかしたら行けるのかもしれない。

寂しさが追い付かない速度。
それは音速よりも速い。寂しさは、音楽とともにやってくることが多いから、きっと音速程度の速さでは振り切れない。
気が付けば、感傷に浸ることが得意になっていた。
自分に酔うことが多くなった。
ひとりで生きることに慣れてしまったからだ。

かっこわるいな。
コーヒーをブラックで飲むことを得意げに思うくらいに、それはカッコ悪い。
もっと寂しがって、ひとに縋って、もやもやを投げ捨てて生きていけばいいのだ。

子どもみたいに、生きていけばいいのだ。甘いものをほしがって、苦いものを吐き出して生きていけばいい。

もっと、世界が甘くあればいい。
甘くて、甘くて、虫歯とかが常識の世界になればいい。ピーマンと、とんがらしと、青汁が迫害された世界。
塩は甘みとの対比効果が認められてひっそりと暮らしている。

コーヒーをブラックで飲まなくてもいいし、OLも日々のカロリーに頭を悩ませなくても済む。
ハッピーじゃないか。
新幹線の車内販売の女の人が配る甘いスティックシュガー。
駅前でコンタクトレンズのチラシと一緒に配られる果糖シロップ。
僕の手はべたべたとしている。

いいじゃん。
バレンタインは祝日になっています。

シロップをかけよう。
それですべてが甘くなります。

寂しい気持ちになった時に、チクチクする部分がある。
僕はそこの名前を知らない。
でも、シロップをかけたらきっとそこもただの甘い物体となる。
そして、そのまま食べてしまおう。

昨日の後悔にもシロップをかけよう。
今のストレスにもシロップをかけよう。
肩こりにも、壊れた充電器にも、新しいCDにもシロップをかけよう。
食べてしまえ。
甘くして、簡単に、気が付かないうちに、食べてしまえ。

ノンシュガーなんてぶっ壊せ。
かっこつけるな。それが本心なら、おまえはもう大人にはなれない。間違った大人になってしまっている。
いつかの苦い思い出にも、シロップをかけよう。
さようならにもシロップをかけてしまおう。
タバコがじりじりと炎に溶けていくのを見ながら、そんなことを考えている僕の脳みそにもシロップをかけよう。


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【2015/03/19 04:15】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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