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はきだす4
 短歌 tanka

  青臭いやつ

 僕たちは涼宮ハルヒに出会えないまま10年目の春を迎える

 あの日から僕たち何も変わらない(ぼくが童貞じゃないことくらい)

 いつまでも子どもでいたいと考える 大人のままでいたいと思う

 夏空が好きだと言えるうちはまだ大丈夫。僕らまだ大丈夫。

 知っているかもしれないけど言うけれどきみは特別、ぼくのヒーロー

 旅なんてやろうよ理由はあの頃の僕らに嫉妬させてやるため

 人生の参考書にはマーカーで線引くだけで満足してる

 よく笑えできるだけ大きな声で 未来の僕らがビビるくらいに

 たぶん青春なんだろう、の瞬間。それが永遠に唯一の夏

 平凡な僕たちは特別を夢見て特別を妬み羨む

 味気ない日々を愛おしく思う 痛いと笑い合う友がいる

 次の日を考えることなく深夜5時に飲む酒は青色の味

 思い出は永遠に尽きはしないから僕らの会話にエンディングはない

 臆病なぼくの扉をこじ開けて笑っておくれ「スタバ行こうぜ」

 写真には映らないものが多すぎて、不器用な僕らは乾杯をする

 気がつけば今日は昨日に僕たちのいまの時間は思い出になる

 ずっとこのままでいようね間違えて大人の味を知ったとしても


  ごきげんなやつ

 夕暮れの光が未来を照らしても、いいだろ。夜がすぐだとしても

 雨は雨として降りたかったのです。白くてふわふわとかダサくね?

 5億年くらい未来の山間でテトラポットを発掘したい

 おそうめん、うどん、ひやむぎ、ほうとう。大丈夫、こちらにはペンネがある。
 スパゲティ? パスタ、マカロニ、フェトチーネ? 大丈夫、日本には蕎麦がある。

 夕立がくるぞくるぞと歌いだすカエルの真似をするきみ「ケロケロ」
 「にゃん」と鳴く猫の真似っこをするきみのおでこにキスをする「なんとなく」
 食後すぐ寝転んだせいださっきからきみは「モーモー」としか言わない

 新しい踊りをつくろう ハッピーなやつぼくと君でならできるよ


  甘酸っぱかったり、かっこつけているやつ

 こんな夜も スカートをはく君たちよ。永遠に女子高生であれ。
 さみしさはさしみに似ているできるだけお早いうちに食べてください
 きみたちの価値は大人になるとなくなる。だから、卒業なんてよしなよ。
 サヨナラのラはラララのラ 泣けばいいそのまま歌を歌おうラララ

 「西野カナとか聴くんです」一言で始まる前の恋は終わった
 僕たちの間に愛が生まれるか確かめるため聴き合うaiko

 プラネタリウムみたいな星空だわ! 違うよ、もっと本物を見ろ。

 君もそう。ぼくもそうなの。叫けばねば。愛、夢、希望、リポDをくれ

 祝福をしようとびきり熱いやつ おめでとうさよなら好きでした
 この恋は偶然なんかじゃないけれど運命だとかいうのでもない
 失恋に効くお薬をあげましょうアイマスとラブライブ!どっちがいい?

 虫の声乾いた唇濡れた舌、真夏の夜はキスから始まる
 つらいのは私だけではないのです(だけど私は私だけなの)
 イヤホンのコードに触れる。音楽はどんな形で流れてるのか

 きのう見た夢の話を「うんうん」と聞けることこそ愛だよ少年
 きのう見た夢の話を聞きたいと思ったらそれが恋だよ少女

 恋人になれない僕に許された愛の言葉は「大丈夫だよ」

 少年よギターを握れ声を出せ愛をうたうなら今しかないぜ
 お父さん「カモンベイベー」の言葉が似合う大人になろうと思う
 五本指ソックスやめます日焼け止めもう塗りません君が好きです

 さようなら世界中の隙間という隙間に挟まっているグミたち

 片方のイヤホンを分け合って聴く流行りの曲をぼくは知らない

 春が来る 彼と彼らが思い通りの生き物になりますように

 もう少しぼく大人じゃなかったらこれは恋と呼べたと思う?

 わたしにはガラスのシューズは似合わない 海辺を掛けるような恋をする

 セックスがしたいんじゃない ただ僕はこんな夜にきみと眠りたい

 教科書の落書きを見つけた日から 君の横顔がとてもまぶしい

 地下鉄は雨を知らない 傘の先から滴る水の冷たさだけ

 フラペチーノのストローに添えられたあなたの指に眩暈する、夏

 失恋を唄うな ぬるい ほうじ茶がうまいとか そういうのにしろ

 パーカーのフードにそっと投げ込んだ恋の欠片は洗濯機へと

 ここにきて 話をしようもう夜は寒くもないし、寂しくもない

 「ううん、いま 来たとこ」それが僕たちの最後の1日 最初の言葉

 幸福の ことうとふとくを 積み重ね ぼくの涙は 縦に流れる

 「お言葉に甘えてビールおかわり」と これから長い夜がはじまる

 失敗も 先の不安も 淡い恋の芽吹きも春のせいにしようよ

 「初恋は実らないの」と言い訳を繰り返して5度目の初恋

 「泣いてるの?」「眠っているの」「泣いてるの? プリントがほら、こんなに濡れてる」

 今月の私に聴かれた曲たちは みんな失恋ソングになーれ

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【2016/07/28 00:07】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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